もう何年も前に買ったお気に入りの本「American Pie/kay hetherly」NHKラジオ講座英会話入門のテキストに掲載されていた英語エッセイをまとめたものです。ひとつひとつが短くて読みやすいのでたまにひっぱりだしているのですが、ちょうど先週も読んだところでした。
いま読んでいるスタインベックの「チャーリーとの旅」のなかで、故郷のサリーナスを訪れたスタインベックがこう感想を述べているのを読んてピンっときました。
トム・ウルフは正しかった。人は再び故郷に帰ることは出来ない。故郷は消え去り、遠い記憶の中にしか存在しないものだ。
American Pieの中に著者が帰省したときの話しがあって、
I guess this is something like what Thomas Wolfe talks about in his 1940 novel, You Can’t Go Home Again!
トム・ウルフ=Thomas Wolfeで、おなじ小説のことだったんですね。また、American Pieの別な話しで、Henry David Thoreauという作家がでてきますが、去年辺りから好きで読みあさっている松浦弥太郎も彼が好きな本としてH.D.ソローが紹介していました。そういう作家や小説があるんだね、というぐらいでてきとうに読みとばしていましたが、別のお気に入りの本の中でつながって、知らない土地で知り合いの知り合いに会ったような気分になりました。
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